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用管窺天【ようかんきてん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
用管窺天

「管を用て天を窺う」とも読む。

【読み方】
ようかんきてん

【意味】
視野や見識が狭いことのたとえ。細い管から天をうかがい見る意。

【典拠・出典】
荘子』「秋水」

【類義語】
・以管窺天(いかんきてん)
管中窺豹(かんちゅうきひょう)
・管窺之見(かんきのけん)
管窺蠡測(かんきれいそく)
・以蠡測海(いれいそくかい)

用管窺天(ようかんきてん)の使い方

ともこ
健太くん。毎日空手の練習ばかりで勉強を全然やっていないじゃないの。
健太
僕は空手家になるから、空手だけやっていればいいんだよ。
ともこ
用管窺天になるわよ。
健太
それでもいいんだ。僕には空手さえあればいいんだよ。

用管窺天(ようかんきてん)の例文

  1. 用管窺天な健太くんの意見は参考になりません。
  2. 健太くんは本を読むことが嫌いだから用管窺天、もっと図書館に通えばいいと思います。
  3. 用管窺天であるあなたに見識の狭さを指摘されたくない。
  4. 経験が少ない健太くんは用管窺天だけど、これから修行を積めば見違えるようになるでしょう。
  5. 今回は、用管窺天な意見が多かったので、もう一度みんなで集まって話し合いたいです。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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