【四字熟語】
鷹視狼歩
【読み方】
ようしろうほ
【意味】
たかのように鋭い目つきと、おおかみのように欲深く獲物を求めるような歩き方。猛々しく欲深で残忍な人物の形容。
【語源・由来】
「鷹視」は鷹のような鋭い目つきのこと。「狼歩」は狼が獲物を探すような歩き方のこと。
【典拠・出典】
『呉越春秋』「句践伐呉外伝」、『史記』「越世家」
鷹視狼歩(ようしろうほ)の使い方
健太くんの空手部の先輩は強面で鷹視狼歩のような人ね。
そうなんだよ。町の不良がたむろしているところを一緒に歩くときなんか、とても心強いんだけど、強面なうえに無口だから、普段一緒にいると落ち着かないんだよね。
二人っきりになると困るわね。
そうなんだよ。先輩だし、怖いし、下手にしゃべることが出来ないんだ。
鷹視狼歩(ようしろうほ)の例文
- 空手の大会で初戦から、鷹視狼歩なやつとあたるなんて運が悪い。
- 鷹視狼歩のような彼は、争い事が大好きで喧嘩ばかりしています。
- 彼は、鷹視狼歩、現代に生まれ変わった武蔵坊弁慶のような豪傑です。
- その指名手配犯の人相は、鷹視狼歩、いかにも残虐そうな顔をしていました。
- 彼は、鷹視狼歩、隙が無いから攻めることが出来ない。