著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

冶金踊躍【やきんようやく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
冶金踊躍

【読み方】
やきんようやく

【意味】
自分が置かれている立場に安んじることができないたとえ。

【語源・由来】
るつぼの中ではねあがって、外へ出ようとすること。

【典拠・出典】
荘子』「大宗師」

冶金踊躍(やきんようやく)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは会社に就職して三年目よね。順調なの?
健太
兄さんは冶金踊躍というように、もっと広い世界に飛び立ちたいって言って、転職活動をしているよ。
ともこ
ええっ。今の会社も十分素晴らしいのに?
健太
働いている人にしかわからない不満点があるんだろうね。

冶金踊躍(やきんようやく)の例文

  1. 冶金踊躍だった健太くんは、ステップアップするために海外に留学することにしました。
  2. 昔から冶金踊躍のようだった健太くんは、予想通り田舎暮らしに満足できず、都会に飛び出していきました。
  3. 海外にはばたく健太くんは、まさに冶金踊躍、彼の活躍を期待しています。
  4. 健太くんは、普段から冶金踊躍のように、自分にはふさわしい大きな舞台があるはずだと言っていました。
  5. 冶金踊躍というように、現状に満足していない若者が多いです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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