著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

獣聚鳥散【じゅうしゅうちょうさん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
獣聚鳥散

【読み方】
じゅうしゅうちょうさん

【意味】
統率や規律のとれていない集まりのたとえ。けもののように集まり、鳥のように散り行くという意味。

【語源・由来】
鳥やけものは集まるのも散り行くにも無秩序なことからいう。

【典拠・出典】
漢書』「主父偃伝」

【類義語】
烏合之衆(うごうのしゅう)

獣聚鳥散(じゅうしゅうちょうさん)の使い方

ともこ
健太くん。クラス対抗のサッカーの試合はどうだった?
健太
勝ったよ。相手が獣聚鳥散だったから、ラッキーだったんだ。
ともこ
健太くんのクラスのチームは結束が固いものね。
健太
しかもサッカーの経験者が多いしね。このまま優勝するかもしれないね。

獣聚鳥散(じゅうしゅうちょうさん)の例文

  1. 野党は獣聚鳥散に過ぎないから、しばらくわが党が与党であり続けることができる。
  2. 監督がいなくなってから、この部は獣聚鳥散と化しました。
  3. 獣聚鳥散で優勝を目指すなんて、そもそも無理があります。
  4. 寄せ集めの獣聚鳥散の私たちにかなう相手ではありませんでした。
  5. 人数合わせのためにとりあえず集めたような獣聚鳥散のチームで、どうやって戦えというのでしょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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