【四字熟語】
獣聚鳥散
【読み方】
じゅうしゅうちょうさん
【意味】
統率や規律のとれていない集まりのたとえ。けもののように集まり、鳥のように散り行くという意味。
【語源・由来】
鳥やけものは集まるのも散り行くにも無秩序なことからいう。
【典拠・出典】
『漢書』「主父偃伝」
【類義語】
・烏合之衆(うごうのしゅう)
獣聚鳥散(じゅうしゅうちょうさん)の使い方
健太くん。クラス対抗のサッカーの試合はどうだった?
勝ったよ。相手が獣聚鳥散だったから、ラッキーだったんだ。
健太くんのクラスのチームは結束が固いものね。
しかもサッカーの経験者が多いしね。このまま優勝するかもしれないね。
獣聚鳥散(じゅうしゅうちょうさん)の例文
- 野党は獣聚鳥散に過ぎないから、しばらくわが党が与党であり続けることができる。
- 監督がいなくなってから、この部は獣聚鳥散と化しました。
- 獣聚鳥散で優勝を目指すなんて、そもそも無理があります。
- 寄せ集めの獣聚鳥散の私たちにかなう相手ではありませんでした。
- 人数合わせのためにとりあえず集めたような獣聚鳥散のチームで、どうやって戦えというのでしょう。