安居危思の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
安居危思
【読み方】
あんきょきし
【意味】
平穏無事なときにも、万一の場合を考えて常に用心を怠らないことが重要であるということ。
それは、「何も問題ないときでも、いつ何が起こるかわからんから常に気をつけてなあかん」ってことやな。
穏やかな日常でも、突然問題が起きても大丈夫なように、いつも心に注意を持ってるんやな。
これは、「安全なときでも油断せずに気をつけること」を教えてくれる言葉やな。
穏やかな日常でも、突然問題が起きても大丈夫なように、いつも心に注意を持ってるんやな。
これは、「安全なときでも油断せずに気をつけること」を教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「安居」は心を安らかにして暮らす、また安全な住居。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「襄公一一年」
【類義語】
・居安思危(きょあんしき)
安居危思(あんきょきし)の解説
カンタン!解説
「安居危思」っていうのはね、すごく平和で何も問題ないときでも、もしものために何か悪いことが起こらないか心配し続けて、いつでも注意深くいることを示すんだよ。
「安居」っていうのは、気持ちが安らかで、安全な場所で生活すること。でもこの四字熟語では、「安居」の時でも「危険なこと」(それが「危思」)を考えて、用心深くいることが大切だよ、と言っているんだよ。
例えば、「安居危思の心」っていうと、自分の周りが平和で、何も問題ないように見えても、いつ何が起きるかわからないから、常に注意を払って生活し続ける、という意味になるんだ。これはね、何も問題がないときこそ、気を抜かないで常に注意深くいることが大事だっていう教えなんだよ。
安居危思(あんきょきし)の使い方
阪神淡路大震災で、安居危思が大事だってわかったよね。
そうね。関西では大地震は起きない、東海が危ないって言われていたところに起きた地震だったからね。
いざという時の備えは何処にいても必要だよ。
その通りね。
安居危思(あんきょきし)の例文
- 安居危思の心で、想定外の事態に対しても安全対策を講じることは大切なことです。
- 安居危思、健康を害して働けなくなった時のために貯蓄しておくことにしています。
- 安居危思、保険は大事だよー。
- 安居危思、万が一に備えて、夏休みの宿題は最初の一週間で終わらせるようにしています。
- 安居危思、受験当日に風邪をひいても合格できるくらいに勉強して実力を付けておく。
つまり、何事もなく穏やかな時だからこそ、もしものトラブルに備えて心に注意を払うという意味が込められているんだ。