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影駭響震【えいがいきょうしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
影駭響震

【読み方】
えいがいきょうしん

【意味】
ちょっとした影やささいな物音にもおびえる意から、ひどく驚き怖れること。

【典拠・出典】
文選』班固「答賓戯」

【類義語】
疑心暗鬼(ぎしんあんき)
草木皆兵(そうもくかいへい)
・杯弓蛇影(はいきゅうだえい)
杯中蛇影(はいちゅうのだえい)
風声鶴唳(ふうせいかくれい)

影駭響震(えいがいきょうしん)の使い方

健太
民家にヘリコプターが墜落した事故があったでしょう?
ともこ
ああ。あったわよね。
健太
あの家にいた子供が、今でも大きな音に影駭響震になっているそうだよ。
ともこ
そりゃあそうよね。想像できない位怖い思いをしたと思うわ。癒される日が来ると良いのだけれども。

影駭響震(えいがいきょうしん)の例文

  1. 大きな地震を経験してから、影駭響震、小さな物音でも気になってよく眠れなくなりました。
  2. お化け屋敷に入った健太くんは、影駭響震、自分の足音にすらびくついています。
  3. 影駭響震、健太くんは、ともこちゃんの足音を聞いただけで震え上がります。
  4. 先生に殴られてから、影駭響震、先生が手を上に上げるだけでびくっとなります。
  5. 影駭響震、殺人事件が起きてから、町中の人は、犯人の陰におびえています。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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