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睚眥之怨【がいさいのうらみ】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
睚眥之怨

「睚眦之怨」とも書く。

【読み方】
がいさいのうらみ

「がいさいのえん」とも読む。

【意味】
ほんのわずかなうらみ。「睚」「眥」はともににらむ意。ほんのちょっとにらまれる程度のうらみの意。

【典拠・出典】
史記』「范雎伝」

睚眥之怨(がいさいのうらみ)の使い方

ともこ
健太くん。私が楽しみに取っておいた新作のアイスクリームを勝手に食べたでしょう?
健太
・・・ともこちゃん、怒っている?怒っているよね?
ともこ
睚眥之怨を抱いているわ。ええ。ほんの少しよ。
健太
言葉とは裏腹に、ともこちゃんの顔がとても怖いんだけど。

睚眥之怨(がいさいのうらみ)の例文

  1. ともこちゃんの睚眥之怨が積もり積もって、今回の喧嘩に発展したそうです。
  2. 睚眥之怨だったら、一晩眠ればすっかり忘れてしまうでしょう。
  3. 睚眥之怨に振り回されていたら、時間がもったいないよ。
  4. 睚眥之怨が胸に巣くっていたので、甘いものを食べてすっきりしようと思います。
  5. ともこちゃんが僕を恨んでいたとしても睚眥之怨だと思っていたけれども、そうではなく、相当恨んでいるようです。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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