【四字熟語】
睚眥之怨
「睚眦之怨」とも書く。
【読み方】
がいさいのうらみ
「がいさいのえん」とも読む。
【意味】
ほんのわずかなうらみ。「睚」「眥」はともににらむ意。ほんのちょっとにらまれる程度のうらみの意。
【典拠・出典】
『史記』「范雎伝」
睚眥之怨(がいさいのうらみ)の使い方
健太くん。私が楽しみに取っておいた新作のアイスクリームを勝手に食べたでしょう?
・・・ともこちゃん、怒っている?怒っているよね?
睚眥之怨を抱いているわ。ええ。ほんの少しよ。
言葉とは裏腹に、ともこちゃんの顔がとても怖いんだけど。
睚眥之怨(がいさいのうらみ)の例文
- ともこちゃんの睚眥之怨が積もり積もって、今回の喧嘩に発展したそうです。
- 睚眥之怨だったら、一晩眠ればすっかり忘れてしまうでしょう。
- 睚眥之怨に振り回されていたら、時間がもったいないよ。
- 睚眥之怨が胸に巣くっていたので、甘いものを食べてすっきりしようと思います。
- ともこちゃんが僕を恨んでいたとしても睚眥之怨だと思っていたけれども、そうではなく、相当恨んでいるようです。