【四字熟語】
管中窺豹
【読み方】
かんちゅうきひょう
【意味】
見識の非常に狭いたとえ。管の穴から豹を見る意。一つの斑紋しか見えないことからいう。「管中より豹を窺う」とも読む。
【典拠・出典】
『晋書』「王献之伝」
【類義語】
・管窺之見(かんきのけん)
・管窺蠡測(かんきれいそく)
・全豹一斑(ぜんぴょういっぱん)
管中窺豹(かんちゅうきひょう)の使い方
今度の生徒会長は正義のヒーローに憧れているんだよ。
いいじゃないの。正義感にあふれている生徒会長ならいい学校になるんじゃないの?
それが、管中窺豹な正義感なんだよ。正義は使い方を誤ると暴力になるからね。
それは困ったわね。
管中窺豹(かんちゅうきひょう)の例文
- トップに立つ人は、管中窺豹であってはならず、視野を広くもって危機を回避しなくてはいけない。
- 管中窺豹な人たちが、twitterで安易に人を批判する。
- 裁判官は、管中窺豹ではつとまらない仕事です。
- 彼は狭い世界でしか生きてこなかったので、管中窺豹です。
- 君の論文の内容は、管中窺豹だったから、もっと広い視野をもって書き直してごらんなさい。