【四字熟語】
喪家之狗
【読み方】
そうかのいぬ
「そうかのく」とも読む。
【意味】
元気がなく、やつれている人。
「喪家」は、喪中の家のこと。「狗」は、犬のこと。
【語源・由来】
喪中の家では悲しみのあまり飼犬に餌をやることも忘れてしまい、犬が痩せ細ってしまうという意から。
【典拠・出典】
『史記』「孔子世家」
喪家之狗(そうかのいぬ)の使い方
どうしたの?健太くん。喪家之狗じゃないの。
うーん。好きだった子に振られてしまって、食事がのどを通らないんだ。
ちゃんとご飯を食べないと、せっかくのイケメンが台無しよ。
えっ。イケメン?僕の事?いやー、まいったなあ。それはしょがないなあ。ちゃんとご飯を食べようっと。
喪家之狗(そうかのいぬ)の例文
- ともこちゃんが転校してから、健太くんはずっと喪家之狗のようにしょんぼりしています。
- 彼は、奥さんをなくしてから、喪家之狗のようです。
- 彼は、投資に失敗して、心労で喪家之狗のようにやつれました。
- 健太くんは、受験に失敗してから、家に閉じこもりっぱなしで、喪家之狗のようになっているそうです。
- 喪家之狗のようにやつれていた彼が、ともこちゃんの一言で生気を取り戻しました。