【四字熟語】
放虎帰山
【読み方】
ほうこきざん
【意味】
自分の安全を脅かす者を逃して、将来に大きな災いの種を残すこと。
【語源・由来】
虎を山に放ち帰してしまう意味から。
【典拠・出典】
『三国志』「蜀志・劉巴伝・注」
【類義語】
・養虎遺患(ようこいかん)
放虎帰山(ほうこきざん)の使い方
今、深海のプラスチック汚染が問題になっているね。
そうね。私たちが便利さを追い求めると、子々孫々に放虎帰山することになるわね。
それじゃだめだと思って、今日はペットボトルをやめてマイボトルを持ってきたよ。
偉いわね。自分にできることから始める姿勢が大事よね。
放虎帰山(ほうこきざん)の例文
- ゆとり教育は、未来に放虎帰山することになると考えられ、廃止されました。
- 戦争は、恨みや悲しみを生み、将来に放虎帰山することになるので当然避けるべきです。
- 復讐は、放虎帰山、さらなる復讐を生むだけです。
- 無理に事を押し通せば、軋轢を生み、放虎帰山することになります。
- 跡取りの長男より次男の方が優秀だなんて、放虎帰山することにならなければいいのですが。