【四字熟語】
猛虎伏草
【読み方】
もうこふくそう
【意味】
英雄が世に隠れているたとえ。また、英雄は隠れてはいても、それは一時のことであって、いつかは必ず世に出るということ。
【語源・由来】
「猛虎」はたけだけしいとらの意で、英雄のたとえ。「猛虎もうこ草くさに伏ふす」と訓読する。
【典拠・出典】
李白「魯郡堯祠送張十四遊河北」
【類義語】
・臥竜鳳雛(がりょうほうすう)
・孔明臥竜(こうめいがりょう)
・伏竜鳳雛(ふくりょうほうすう)
猛虎伏草(もうこふくそう)の使い方
健太くんのお兄ちゃんが、市長選に出馬することになったのね?
そうなんだ。ぜひ応援してよ。
もともと人望が厚かったけれども、最近は、表舞台に出ていなかったわよね。猛虎伏草、いつかはまた表舞台に立つと思っていたわ。
まだ表舞台に立つことが出来るか分からないよ。投票結果が出てからだね。
猛虎伏草(もうこふくそう)の例文
- 隠居していた英雄は、猛虎伏草、みんなに頭を下げられ、しょうがなくリーダーに復帰しました。
- 猛虎伏草、ヒーローは、人々に望まれれば隠れていることなんてできません。
- 引退して静かにしていたくても、猛虎伏草、英雄たるもの、いずれは必ず民衆に担ぎ出されてしまうものです。
- 今は時期が悪いだけで、猛虎伏草、必ず頭角を現してくるでしょう。
- 猛虎伏草、待望のリーダーは必ずみんなの前に現れる。