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放虎帰山【ほうこきざん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
放虎帰山

【読み方】
ほうこきざん

【意味】
自分の安全を脅かす者を逃して、将来に大きな災いの種を残すこと。

【語源・由来】
虎を山に放ち帰してしまう意味から。

【典拠・出典】
三国志』「蜀志・劉巴伝・注」

【類義語】
養虎遺患(ようこいかん)

放虎帰山(ほうこきざん)の使い方

健太
今、深海のプラスチック汚染が問題になっているね。
ともこ
そうね。私たちが便利さを追い求めると、子々孫々に放虎帰山することになるわね。
健太
それじゃだめだと思って、今日はペットボトルをやめてマイボトルを持ってきたよ。
ともこ
偉いわね。自分にできることから始める姿勢が大事よね。

放虎帰山(ほうこきざん)の例文

  1. ゆとり教育は、未来に放虎帰山することになると考えられ、廃止されました。
  2. 戦争は、恨みや悲しみを生み、将来に放虎帰山することになるので当然避けるべきです。
  3. 復讐は、放虎帰山、さらなる復讐を生むだけです。
  4. 無理に事を押し通せば、軋轢を生み、放虎帰山することになります。
  5. 跡取りの長男より次男の方が優秀だなんて、放虎帰山することにならなければいいのですが。

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