【四字熟語】
言者不知
【読み方】
げんしゃふち
【意味】
物事をほんとうに知っているものは言わないものだ。
【典拠・出典】
『老子』「五六章」
【類義語】
・知者不言(ちしゃふげん)
言者不知(げんしゃふち)の使い方
ともこちゃん。その自転車、もう小さいんじゃない?
そう言われてみれば、身長が伸びて、もう小さいかもしれないわ。新しい自転車が欲しいな。
新しい自転車を買うの?僕はとても詳しいから、自転車屋さんで良い自転車を探してあげようか?
いいえ。遠慮しておくわ。言者不知、本当に知っている人は知識をひけらかさないものよ。
言者不知(げんしゃふち)の例文
- べらべらしゃべる人ほど言者不知というように知識が浅い。
- ともこちゃんの気を引こうとして知識をひけらかしても逆効果、言者不知、自分が徳のない人間だと言っているようなものだよ。
- 言者不知というけれど、確かに寡黙な人の一言は重く的確なことが多いです。
- 日本では言者不知といって、寡黙が尊ばれますが、欧米では寡黙は無知の証です。
- 言者不知、言わぬが花だと思いますよ。