離合集散の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
離合集散
【読み方】
りごうしゅうさん
【意味】
人々がより集まって仲間をつくったり、また別々に分かれたりすること。
同じ意味の語をかさねて強調した語。
なるほどな。そやから、「人々が友達になったり、バラバラになったりする」ってことなんやな。
みんなで一緒になったり、別々の道を行ったりするんや。
これは、「人間関係はいつも変わる」っていうことを教えてくれるんやな。
みんなで一緒になったり、別々の道を行ったりするんや。
これは、「人間関係はいつも変わる」っていうことを教えてくれるんやな。
【語源・由来】
「離合」「集散」ともに、離れたり集ったりする意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・雲集霧散(うんしゅうむさん)
・合従連衡(がっしょうれんこう)
・分合集散(ぶんごうしゅうさん)
・離散集合(りさんしゅうごう)
・集散離合(しゅうさんりごう)
【英語訳】
meeting and parting
英語例文
離合集散は世の習い。It is the way of the world to meet and part.
離合集散は世の習い。It is the way of the world to meet and part.
離合集散(りごうしゅうさん)の解説
カンタン!解説
「離合集散」っていうのは、みんながばらばらになったり、また一緒になったりすることを表すんだよ。「離合」って部分は、離れることと集まること、「集散」って部分は、集まることとばらばらになることをそれぞれ示しているんだ。
つまり、「離合集散」って言葉は、一緒になったり別れたりを繰り返す様子を表すんだ。例えば、友だちと遊ぶときに、みんなが集まったり別れたりすることを「離合集散を繰り返す」と言うことができるよ。
なお、「集」は「聚」という漢字で書くこともあるんだよ。また、「離合集散」を「集散離合」と逆に言うこともあるけど、どちらも同じ意味だよ。
離合集散(りごうしゅうさん)の使い方
健太くん、たくさん仲間を作ったけど今は少なくなってしまったね。
そうなんだ。離合集散だけど、でもまたみんな集ってきてくれるんだ。そして、また別々に分かれたりするけどね。
でもそうして一緒になったり、別れたりするのね。
社会人になってもきっとそんな繰り返しだと思うよ。
離合集散(りごうしゅうさん)の例文
- 企業の離合集散は、今では決して珍しくない。
- 都会では人の離合集散がはげしいので、すぐ忘れられてしまう。
- 選挙のたびに政党の名前を変え、離合集散を繰り返し、その 旗の下に集まる人々がことごく落選する。
- 音楽活動を続けているメンバーたちは離合集散を繰り返しながら継続している。
- グループの活動には離合集散がつきものだが、原因が何で離れたりまたつながったりとはわからない。
- 政治の分野ではくるくると総理大臣が交代し、政党の離合集散がくり返される事態がつづいた。
離合集散の文学作品などの用例
- 三成は戦国の離合集散のなかで叩きあげた男ではなく、秀吉の秘書官として大名に成りあがった官僚育ちだけに、自分自身が秀吉に随順したように他人もそうするものと頭から思っていた。<司馬遼太郎・関ヶ原>
一緒になったり、離れたりする人間関係の変動を表しているんだ。