【四字熟語】
枯木竜吟
【読み方】
こぼくりょうぎん
「こぼくりゅうぎん」とも読む。
【意味】
苦境を脱して生を得るたとえ。また、生命力を回復するたとえ。
【語源・由来】
春になると枯れたと思っていた木も生き返り、その勢いは竜が声を発するようであるという意味から。
【典拠・出典】
『碧巌録』
【類義語】
・枯樹生華(こじゅせいか)
・枯木逢春(こぼくほうしゅん)
枯木竜吟(こぼくりょうぎん)の使い方
おじいちゃんが事故で寝たきりになっていて、もう回復は見込めないって言われていたんだ。
それは大変なことね。
でもおじいちゃんは、リハビリをがんばって、今では支えがあれば歩くことができるようになったんだ。
無事に枯木竜吟してよかったわね。
枯木竜吟(こぼくりょうぎん)の例文
- 話題のドラマは、中小企業の社長が、どんな苦境に陥っても枯木竜吟する痛快な話なんです。
- 食中毒を出し、客足が遠のき経営が危なくなりましたが、反省と誠意が通じ枯木竜吟しました。
- 医者もお手上げだったのに、奇跡的に枯木竜吟しました。
- 百貨店はもうオワコンだと言われていましたが、新しい戦略が功を奏し、枯木竜吟しました。
- CDが売れず解散の危機に瀕していましたが、ヒット曲が出て枯木竜吟しました。