【四字熟語】
渾渾沌沌
「混混沌沌」とも書く。
【読み方】
こんこんとんとん
【意味】
入り乱れて明らかでないさま。
【語源・由来】
もとは、天地がまだわかれていない原初の状態をいう。「渾沌」を強めた四字句。
【典拠・出典】
『孫子』「兵勢」
【類義語】
・曖昧模糊(あいまいもこ)
【対義語】
・明明白白(めいめいはくはく)
渾渾沌沌(こんこんとんとん)の使い方
健太くん。今の説明でこの問題を理解できたかしら?
頭の中が渾渾沌沌としているよ。もっとわかりやすく説明してくれないかな?
これ以上どうやって説明すればいいのよ。
小学一年生にもわかるような説明でお願い。
渾渾沌沌(こんこんとんとん)の例文
- 思春期の頃は、心の中が渾渾沌沌としていてわけもなく荒れ狂っていました。
- そのころの日本は、渾渾沌沌とした時代だったのです。
- 意識が渾渾沌沌としているようで、まだはっきりと目覚めていません。
- 空手部はいろんなタイプの部員がたくさんそろっていて、渾渾沌沌としているから部長はさぞかし大変でしょう。
- お酒を飲み過ぎたおじいちゃんは、渾渾沌沌とした意識の中をさまよっているようでした。