安寧秩序の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
安寧秩序
【読み方】
あんねいちつじょ
【意味】
社会、世の中が平穏で、秩序立っていること。物事が正しい順序におさまっていて、安らかなこと、乱れていないこと。
それは要するに、「みんながゴチャゴチャせず、平和に過ごしてる」ってことやな。
みんながきちんとルールを守って、問題なく過ごせる、そんな穏やかな世界のことを指してるんやな。これは、「平和な生活の大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
安寧秩序の「安寧」とは、安らかなこと。「秩序」は、物事が正しい順序におさまっていること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・天下泰平(てんかたいへい)
・地平天成(ちへいてんせい)
・内外平成(ないがいへいせい)
・尭年舜日(ぎょうねんしゅんじつ)
・尭風舜雨(ぎょうふうしゅんう)
【英語訳】
peace and order
law and order
英語例文
この町の安寧秩序は我々が担っている。
The peace and order of this town is charge on us.
この町の安寧秩序は我々が担っている。
The peace and order of this town is charge on us.
安寧秩序(あんねいちつじょ)の解説
カンタン!解説
「安寧秩序」っていうのは、国や社会がすごく落ち着いていて、ごちゃごちゃしてない状態のことを表すんだよ。平和で、何も心配することがなくて、みんながちゃんとルールを守って生活しているような状況を言うんだ。
「安寧」っていうのは、すっごく静かで、何も心配しなくていい状態のことを表しているんだよ。
つまり、「安寧秩序」っていう言葉は、すごく穏やかで平和な、ルールが守られている社会のことを指すんだよ。
安寧秩序(あんねいちつじょ)の使い方
健太くん、警察の学校行くんでしょ!実は私も行こうと思ってるの
そうなんだ!それならもっと早くから相談してればよかったね。仲間ができて嬉しいよ!
健太くんはなんで警察になりたいと思ったの?
やっぱりこの町が好きだからかな。大好きなこの町の安寧秩序を守っていきたいなと思ったんだ!
安寧秩序(あんねいちつじょ)の例文
- 社会の安寧秩序を乱すような行為は、絶対に許されるものではない。ルールはやはり守るためにあるものなのだ。
- 世界の安寧秩序を保つために、各国の首脳陣が集まり会合を開くが、結局はどの首脳陣も自国のことばかり考えていて何も解決策が出ない。
- 水争いで村が乱れたら事は一村だけの問題では済まなくなると、駐在さんは村の安寧秩序のために奮然として仲裁に立ち上がった。
- 歴史的に見てどの時代にも、人が存在する限りそこに安寧秩序を求めようと、リーダーができ、その下に法律やルールができるというのは人間が社会で活動する生き物であることの証明のようなものなのだろう。
- 我々の安寧秩序が保たれるためには、犯罪者を一般の社会から隔離すべきだというが、隔離するというのも良案とは思えない。そんなに簡単ではない。
安寧秩序の文学作品などの用例
- 宗教は(中略)一社会の各員がその社会の安寧秩序を維持する力に対する共同的関係であるといって居る。<西田幾多郎・善の研究>
- あんな消極的思想は安寧秩序を紊る、あんな衝動生活の叙述は風俗を壊乱するというのであった。〈森鷗外・沈黙の塔〉
乱れることなくすべてが整然と秩序立っているイメージだね。