著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

羞花閉月【しゅうかへいげつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
羞花閉月

【読み方】
しゅうかへいげつ

「月をも羞(はず)かしめ花をも閉ざしむ」とも読む。

【意味】
美人の容姿のすぐれてうるわしいこと。

【語源・由来】
あまりの美しさに花を恥じらわせ、月も恥じらい隠れる意から。

【典拠・出典】
楊果「采蓮女曲」

【類義語】
羞月閉花(しゅうげつへいか)
閉月羞花(へいげつしゅうか)
沈魚落雁(ちんぎょらくがん)

羞花閉月(しゅうかへいげつ)の使い方

健太
羞花閉月というけれども、ともこちゃんが歩くと、道端に咲く花が恥ずかしそうにうつむくよね。
ともこ
私の体から、花によくない電波でも出ているのかしら。
健太
ともこちゃんがそれだけきれいってことだよ。
ともこ
そんなにほめられたら、恥ずかしくて私が前を向いて歩けないわ。

羞花閉月(しゅうかへいげつ)の例文

  1. ともこちゃんは羞花閉月だから、ミスユニバースに選ばれてもおかしくないです。
  2. 羞花閉月であるともこちゃんは、その美しさの噂が遠くにまでとどろき、遠方からスカウトマンが訪ねてきます。
  3. ともこちゃんは羞花閉月で、生まれた時からきれいな顔をしていました。
  4. 羞花閉月である彼女をモデルに使いたいというデザイナーがたくさんいます。
  5. 彼女は賢い上に羞花閉月で、非の打ちどころがありません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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