【四字熟語】
牀上施牀
【読み方】
しょうじょうししょう
「牀上に牀を施す」とも読む。
【意味】
無意味な重複、新味のないこと、独創性のないことのたとえ。
「牀」は、床。
【語源・由来】
床の上に床を張るという意味から。
【典拠・出典】
『顔氏家訓』「序致」
【類義語】
・屋上架屋(おくじょうかおく)
・屋下架屋(おくかかおく)
・畳牀架屋(じょうしょうかおく)
牀上施牀(しょうじょうししょう)の使い方
健太くん。元気がないわね。
昨日、大好きな漫画の最新刊の発売日だったから、急いで本屋さんに行って買ってきたんだ。それなのに、兄さんも同じ漫画を買っていたんだ。牀上施牀だったよ。少ないお小遣いの中から買ったのにー。
返品できないの?
ビニール包装を開封してしまったんだ。古本屋に売りに行こうかなあ。
牀上施牀(しょうじょうししょう)の例文
- 役人の仕事を見ていると、牀上施牀、重複していて税金の無駄遣いだなと感じることがあります。
- 良かれと思ってしたことが、牀上施牀、ともこちゃんにとっては余計なことでした。
- 僕の考えた文化祭の企画が、牀上施牀、ともこちゃんとかぶってしまったので、考え直さなくてはいけません。
- 袋はいらないとレジ係に言ったのに、小さいビニール袋で包むなんて牀上施牀です。
- 合唱コンクールで歌いたい歌が、全クラス「Lemon」で牀上施牀だったから、調整しなくてはいけません。