【四字熟語】
焦眉之急
「焼眉之急」とも書く。
【読み方】
しょうびのきゅう
【意味】
危険や急用が切迫している事態のこと、またその度合いを強調していう。眉が焦げるほど火の勢いが迫ってきて危険であるという意味。緊急事態。
【語源・由来】
「焦眉」は眉を焦がすほど火が迫っていること。
【典拠・出典】
『五灯会元』「一六」
【類義語】
・轍鮒之急(てっぷのきゅう)
・燃眉之急(ねんびのきゅう)
・風前之灯(ふうぜんのともしび)
焦眉之急(しょうびのきゅう)の使い方
ともこちゃん。ピンチだよ。
まあ。健太くん。真っ青な顔をしてどうしたの?
急におなかがぐるぐる言って痛くなってきたんだよ。
焦眉之急じゃないの。この辺にトイレはないわよ。走って探すわよー。
焦眉之急(しょうびのきゅう)の例文
- 日本の夏が熱帯化して、熱中病による死者が年々増加する今、温暖化対策が焦眉之急であることは間違いないです。
- 現場の人員不足は、焦眉之急を告げている、今すぐに増員をお願いします。
- 健太くん、焦眉之急だ、のんびり寝ている場合じゃないぞ。
- 焦眉之急だから、上司の判断を仰いでなんていられない、全責任は私がとるから、今すぐ実行せよ。
- 川が氾濫しそうなラインを超えて、焦眉之急を告げている、今すぐに周辺住民の避難を呼びかけるべきです。