【四字熟語】
嘯風弄月
【読み方】
しょうふうろうげつ
「風に嘯(うそぶ)き月を弄(もてあそ)ぶ」とも読む。
【意味】
自然の風景に親しみ、風流を好んで楽しむこと。
【語源・由来】
「嘯」は口をすぼめて声を長く引いて歌を口ずさむさまで、「嘯風」は風に合わせて歌うこと、「弄月」は月をながめ賞するという意味。
【典拠・出典】
『太平記』
【類義語】
・嘲風哢月(ちょうふうろうげつ)
・悠悠自適(ゆうゆうじてき)
嘯風弄月(しょうふうろうげつ)の使い方
嘯風弄月を楽しみたいのに、毎日毎日テストで全然暇がないよ。
いくら学生の仕事は勉強だって言っても、私たちの学校は勉強しすぎよね。
もっと自然を友として嘯風弄月の楽しみを味わうことをしないと、このまま大人になったら、いずれ心がぽっきり折れてしまいそうだよ。
そうよね。たまには自然と親しむっていう宿題を出してほしいわよね。
嘯風弄月(しょうふうろうげつ)の例文
- おじいちゃんは絵を描くことが趣味なので、嘯風弄月の日々を送るために、山に別荘を建てました。
- 早期退職をして、嘯風弄月の生活を楽しんでいます。
- 嘯風弄月の日々を送ることができる、四季を感じることができる素晴らしい庭ですね。
- 都会でも嘯風弄月を楽しむことは可能で、自然はどこにでもありますよ。
- おばあちゃんは、俳句に、絵画に、歌にと、嘯風弄月の毎日を楽しんで、まだまだ長生きしてくれそうです。