【四字熟語】
尺沢之鯢
【読み方】
せきたくのげい
【意味】
見聞の狭いたとえ。
【語源・由来】
「尺沢」は小さい池。「鯢」は山椒魚。一説にめだかという。
【典拠・出典】
『文選』宋玉「問楚王対」
【類義語】
・井底之蛙(せいていのあ)
・管窺蠡測(かんきれいそく)
・夏虫疑氷(かちゅうぎひょう)
・区聞陬見(くぶんすうけん)
・井蛙之見(せいあのけん)
尺沢之鯢(せきたくのげい)の使い方
健太くん。たまには学校の図書室に行ってみたらどうかしら?
図書室に行ってもつまらないから遊んでいるほうが良いや。
本を読まないと尺沢之鯢になって、将来困ることになるわよ。
確かに図書室には時代や国境を越えた知識が詰まっているよね。たまには行ってみようかな。
尺沢之鯢(せきたくのげい)の例文
- 大学の教授は専門分野に特化しすぎていて、尺沢之鯢だったりすることがままあります。
- インターネットで検索をして、世界中を知った気になって尺沢之鯢になってはいけませんよ。
- 健太くんは尺沢之鯢で、彼の意見は浅はかで参考になりません。
- ともこちゃんは思い込みが強く、尺沢之鯢になりがちです。
- 尺沢之鯢だとせっかくのチャンスを逃してしまうかもしれないので、広い視野を持って、世界に羽ばたきましょう。