【四字熟語】
是生滅法
【読み方】
ぜしょうめっぽう
【意味】
生ある者は必ず滅びる。
【語源・由来】
『涅槃経』「十四」より。仏教で万物は常住することなく変転し、生きている者は必ず死ぬという思想。
【典拠・出典】
『大般涅槃経』
【類義語】
・生者必滅(しょうじゃひつめつ)
・諸行無常(しょぎょうむじょう)
是生滅法(ぜしょうめっぽう)の使い方
おじいちゃんが、昨日の夜亡くなったんだ。
それは悲しいわね。
おじいちゃんは是生滅法だから、そんなに悲しむことはないって言っていたんだ。
確かにそうよね。是生滅法の定めから逃れられる人はいないわ。この短い一生を楽しみましょう。
是生滅法(ぜしょうめっぽう)の例文
- 是生滅法と分かっていても死に直面するのはつらいです。
- 人の命は是生滅法、私がこん睡状態に陥っても無駄な延命措置はしないでほしい。
- 是生滅法の定めを恨んでしまうほどに、ずっと一緒にいたいと思えた君と出会えてよかった。
- 今は小さいこの子犬も、是生滅法の定めに従って、僕より早くあの世に旅立ってしまうんだな。
- 是生滅法の定めは知っているけれども、いくら何でも健太が不治の病だなんて、あの子はまだ小さいのに。