【四字熟語】
洗垢索瘢
【読み方】
せんこうさくはん
「垢を洗いて瘢を索む」とも読む。
【意味】
他人の欠点や誤りをどこまでも追及してほじくりかえすたとえ。
【語源・由来】
垢を洗い落としてまで傷を探す。「索」は求める。「瘢」はあと、傷あとという意味から。欠点や過失という意味。
【典拠・出典】
『後漢書』「趙壱伝」
【類義語】
・洗垢求瘢(せんこうきゅうはん)
・吹毛求疵(すいもうきゅうし)
洗垢索瘢(せんこうさくはん)の使い方
最近、野党の追及の手が緩んでいるんじゃないのかな。
重箱の隅をつつくように、しつこく洗垢索瘢してほしいわよね。
国民の代表という意識はあるのかな?
自分は偉いとしか思っていないかもしれないわね。
洗垢索瘢(せんこうさくはん)の例文
- ともこちゃんを蹴落としたい健太くんは、洗垢索瘢、ともこちゃんのあら捜しに余念がないです。
- 他人の欠点ばかり見て、洗垢索瘢している自分が嫌にならないの?
- ただでさえ失敗して落ち込んでいるのに、洗垢索瘢されたらもう立ち直れないよ。
- 自分のことを棚に上げて洗垢索瘢する人が上司だと疲れます。
- 負けず嫌いの健太くんは、よく洗垢索瘢して友人を陥れます。