【四字熟語】
太牢滋味
「大牢滋味」とも書く。
【読み方】
たいろうのじみ
【意味】
豪華なご馳走のたとえ。
【語源・由来】
「太牢」は祭りに供える牛・羊・豕(ぶた)の犠牲がそろったもの。「滋味」は栄養のあるおいしい食物。
【典拠・出典】
『文選』王褒「聖主得賢臣頌」
【類義語】
・三汁七菜(さんじゅうしちさい)
・食前方丈(しょくぜんほうじょう)
・炊金饌玉(すいきんせんぎょく)
太牢滋味(たいろうのじみ)の使い方
うわあ。これは太牢滋味だねえ。すごいごちそうだ。
おいしそうでしょう?これは牛の幻の部位といわれているシャトーブリアンなのよ。
へえ。よく手に入ったねえ。
健太くんの空手の大会優勝のお祝いなのよ。さあ、あたたかいうちに召し上がれ。
太牢滋味(たいろうのじみ)の例文
- 健太くんのお母さんは私をとても歓迎してくれて、太牢滋味でもてなしてくれました。
- こんな太牢滋味、今までの人生で食べたことがありませんよ。
- 太牢滋味すぎて、緊張のためにせっかくの料理の味がよくわかりませんでした。
- 今日の給食は、地元のホテルのシェフ監修の特別メニューで太牢滋味でした。
- 私にとっては太牢滋味だったけれども、ともこちゃんにとっては当たり前の日常の食事だったようです。