【四字熟語】
達人大観
【読み方】
たつじんたいかん
【意味】
物事の道理に広く通じている人は、物事の全体を客観的に見渡すことができるということ。
【語源・由来】
「達人」は、広く、また深く物事の道理に通じている人。「大観」は、広く全体を観察すること。
【典拠・出典】
『文選』賈誼の「鵩鳥賦」
【類義語】
・大人大観(たいじんたいかん)
・真人大観(しんじんたいかん)
達人大観(たつじんたいかん)の使い方
「私失敗しないので」が口癖のともこちゃんは達人大観の人だよね。
みんな自分の足元しか見ていないのよ。もっと未来まで見通せば失敗しないのに。
それが簡単なようで難しいんだよ。
そうなの?二手、三手先まで考える努力をするだけなのにな。
達人大観(たつじんたいかん)の例文
- 健太くんは達人大観の人だから、彼にすべてを任せても大丈夫だ。
- 裁判官は自分の感情を捨て、達人大観でなくては冤罪を生むことになってしまいます。
- ともこちゃんは達人大観、だけれども健太くんは木を見て森を見ずというタイプです。
- 達人大観な健太くんは、監督に向いているんじゃないでしょうか。
- ともこちゃんは達人大観、物事を未来まで見据える広い視野を持っています。