【四字熟語】
智者一失
【読み方】
ちしゃのいっしつ
【意味】
どんなに知恵がある人でも、時には過失があるということ。
【語源・由来】
「智者」は知恵のある人・賢者のこと。「一失」は千に一つの過失という意味。
【典拠・出典】
『史記』「淮陰侯伝」
【類義語】
・千慮一失(せんりょのいっしつ)
・百慮一失(ひゃくりょのいっしつ)
智者一失(ちしゃのいっしつ)の使い方
ともこちゃん。泣きそうな顔をしてどうしたの?
テストで初めて0点をとったの。
智者一失って本当だね。いつも満点のともこちゃんが0点だなんて、そんなに難しいテストだったの?
自分の名前を書き忘れたの。それで0点にされてしまったのよ。痛恨のミスだわ。
智者一失(ちしゃのいっしつ)の例文
- 計算能力の高いともこちゃんが足し算を間違えるなんて、智者一失だと思いました。
- あの賢いともこちゃんが言い間違えをするなんて、智者一失、同じ人間だったんだね。
- ノーベル賞をとった人だって智者一失はありうるんだよ。
- 智者一失というように、完璧に見える人だってミスくらいするんだから、あんまりくよくよするんじゃない。
- 賢い人だって智者一失というように間違いを犯すことはあるんだから、賢い彼の能力を過信したり依存しきってはいけません。