著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

鳥面鵠形【ちょうめんこくけい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
鳥面鵠形

「鵠面鳥形」(こくめんちょうけい)ともいう。

【読み方】
ちょうめんこくけい

【意味】
飢えのためにひどくやせ衰えているさま。

【語源・由来】
「鵠」はくぐい。

【典拠・出典】
資治通鑑』「梁紀」

【類義語】
鳩形鵠面(きゅうけいこくめん)
鵠面鳩形(こくめんきゅうけい)

鳥面鵠形(ちょうめんこくけい)の使い方

ともこ
健太くん。どうしたの?鳥面鵠形という有様じゃないの。
健太
一週間何にも食べていないんだ。
ともこ
何でそんなことになってしまったの?
健太
どうしてもほしいプラモデルがあったから無理して買ったら食費がなくなってしまったんだ。プラモデルを作る前に飢え死にしそうだよ。

鳥面鵠形(ちょうめんこくけい)の例文

  1. 世界の九人に一人が鳥面鵠形で、飢えに苦しみやせ細っているこの現実を何とかしたいです。
  2. 鳥面鵠形で苦しんでいる子供たちがいる一方で、肥満で悩む子供たちの国もあり、その差が問題になっています。
  3. 無人島に漂着して一か月ぶりに発見された健太くんは、鳥面鵠形、栄養状態が悪くやせ衰えていました。
  4. 金銭面で困っているという噂の健太くんに久しぶりに会いましたが、鳥面鵠形だったので、噂は本当だったようです。
  5. 鳥面鵠形な健太くんを心配して、クラスメイトが食材をかき集めて持ってきました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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