【四字熟語】
長夜之飲
【読み方】
ちょうやのいん
【意味】
昼夜を通しての大宴会。夜が明けても窓や戸を閉じて灯をともし続けて酒宴を張ること。
【語源・由来】
殷の紂王が酒池肉林の大宴会をした故事から。一説にこの酒宴は百二十日続いたといわれる。
【典拠・出典】
『史記』「殷紀」
【類義語】
・酒池肉林(しゅちにくりん)
・長夜之楽(ちょうやのたのしみ)
・長夜之宴(ちょうやのえん)
長夜之飲(ちょうやのいん)の使い方
今朝、ようやく父さんが帰ってきたんだ。
家出をしていたの?
違うんだ。長夜之飲を催していたんだよ。それでやっと帰ってきたんだ。
へえ。楽しそうだけど大変そうね。
長夜之飲(ちょうやのいん)の例文
- 健太くんのお兄さんがやっと結婚の意思を固めたので、友人たちはお祝いのため長夜之飲を開き飲み続けました。
- 知り合いの店だったので長夜之飲というように、エンドレスな飲み会を開きました。
- その宴は長夜之飲だったので、仮眠をとりながら最後まで参加しました。
- 隣の家で長夜之飲が催されていて、もうかれこれ一週間、昼夜を問わずうるさいです。
- 三日三晩の長夜之飲が開かれましたが、僕は二日目にこっそり抜け出したので詳しいことはわかりません。