著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

刀光剣影【とうこうけんえい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
刀光剣影

【読み方】
とうこうけんえい

【意味】
事態が緊迫して今にも戦いが起こりそうな雰囲気をいう。

【語源・由来】
刀がきらりとひかり、剣の影がちらつくという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
一触即発(いっしょくそくはつ)
剣抜弩張(けんばつどちょう)
一髪千鈞(いっぱつせんきん)
危機一髪(ききいっぱつ)
・累卵之危(るいらんのき)

刀光剣影(とうこうけんえい)の使い方

健太
今朝のニュースで、ある国の国境沿いで刀光剣影の状態になったっていっていたよ。
ともこ
怖いわねえ。自分の国じゃなくても戦争は起きないでほしいわ。
健太
そうだよね。戦火が飛び火するかもしれないし、そもそも同じ地球上で誰かが苦しむなんて耐えられないよね。
ともこ
同じ人間同士仲良くしたいわよね。

刀光剣影(とうこうけんえい)の例文

  1. 今にもつかみ合いが始まりそうな刀光剣影の状態でしたが、間一髪でともこちゃんが止めに入りました。
  2. 建設予定地前では、反対派と賛成派がにらみ合い、刀光剣影といった様子でした。
  3. 刀光剣影という状態が続いていたアメリカとロシアの間で、偶発的な戦争を防ぐためにホットラインが設けられました。
  4. 昨年までは刀光剣影といった様子でしたが、今では友好ムードに包まれています。
  5. 刀光剣影の状態でピリピリした空気が漂っていました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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