【四字熟語】
同文同軌
「文を同じくし軌を同じくす」とも読む。
【読み方】
どうぶんどうき
【意味】
天下が広く統一されたさま。
【語源・由来】
天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。
【典拠・出典】
『中庸』「二八章」
【類義語】
・千里同風(せんりどうふう)
・同軌同文(どうきどうぶん)
・万里同風(ばんりどうふう)
同文同軌(どうぶんどうき)の使い方
健太くん。夏休みの自由研究は何について調べることにしたの?
今、戦国時代に興味があるから、自由研究は、同文同軌を成し遂げた武将について調べようと思っているんだ。
へえ。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人ね。
三人もいるのか。これは調べるのが大変そうだぞ。
同文同軌(どうぶんどうき)の例文
- 健太くんの野望は同文同軌、天下統一なんです。
- 戦国時代では、同文同軌を目指して多くの武将が戦い競い合いました。
- 古代中国で同文同軌を成し遂げた国は数多くあるけれども、最初に同文同軌したのは秦です。
- 明智光秀は、主君織田信長を射ち、同文同軌を成し遂げたわずか13日後に豊臣秀吉に敗れている詰めのあまい人として有名です。
- 天下泰平の世の中を築くために、同文同軌を目指し、兵を挙げる決意をかためました。