【四字熟語】
兎葵燕麦
【読み方】
ときえんばく
【意味】
名ばかりで実のないもののたとえ。
【語源・由来】
「兎葵」は草の名、いえにれ。「燕麦」はからすむぎ。
【典拠・出典】
『新唐書』「劉禹錫伝」
【類義語】
・菟糸燕麦(としえんばく)
・有名無実(ゆうめいむじつ)
兎葵燕麦(ときえんばく)の使い方
校長先生は兎葵燕麦だよね。
そうね。一番偉いはずなのに、それは名ばかりで権力を握っているのは教頭先生よね。
校長先生にはもっとしっかりしてもらいたいよね。
本当にね。
兎葵燕麦(ときえんばく)の例文
- 兎葵燕麦な法律は撤廃してしまいましょう。
- 部長という肩書はあるけれども新設の部署だから部下はいないし、兎葵燕麦です。
- テニスサークルとは名ばかりの兎葵燕麦、合コン三昧のサークルです。
- 有給制度は兎葵燕麦、多忙すぎて申請取得することはできません。
- より良いものにしようとルールを作ったまではいいけれども、兎葵燕麦、有名無実化しています。
まとめ
燕麦は別名からすむぎ、食用に適さないと考えられていたので「からす」と名付けられていますが、現代では体にいいといわれ、口にする人が多いです。