著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

半知半解【はんちはんかい】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
半知半解

【読み方】
はんちはんかい

【意味】
自分のものになっていない、なまはんかな知識や理解のこと。一つの事を知っていても半分しか理解していないという意味。半可通。

【典拠・出典】
滄浪詩話』「詩弁」

【類義語】
一知半解(いっちはんかい)
言者不知(げんしゃふち)

半知半解(はんちはんかい)の使い方

健太
マイナスとマイナスをかけたらプラスになることは知っているんだけれども、半知半解だから、なんでそうなるのか分からないんだ。
ともこ
そうね。例えば健太くんが毎日二個ずつみかんを食べました。五日前は何個ありましたか?
健太
二個ずつみかんが減るから(-2)×(-5)で10個!なるほど、そういうことなのか。
ともこ
五日前は-10個じゃないからね。

半知半解(はんちはんかい)の例文

  1. 半知半解な知識を自慢げに話していると、いつか専門家を前に恥をかくことになりますよ。
  2. 生徒たちは私の話を聞いて、半知半解といった顔をしていました。
  3. 実験を通して半知半解だった知識を完璧に理解することができます。
  4. 半知半解な私がみんなの前に立って話をすることはできません。
  5. 人に教えることができる人は本当にわかっている人で、半知半解な人は教えることはできないんだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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