【四字熟語】
風鬟雨鬢
【読み方】
ふうかんうびん
【意味】
風にくじけずり雨に洗われる。風雨にさらされ苦労して勤労すること。
【語源・由来】
「鬟」はわげ、頭の上に束ね輪にした髪型。「鬢」はびん、耳ぎわの髪の毛。髪の毛を風雨にさらすこと。
【典拠・出典】
『柳毅伝』
【類義語】
・櫛風沐雨(しっぷうもくう)
・櫛風浴雨(しっぷうよくう)
・風櫛雨沐(ふうしつうもく)
・沐雨櫛風(もくうしっぷう)
風鬟雨鬢(ふうかんうびん)の使い方
1000万人の人たちが7年間風鬟雨鬢して、ようやく黒部ダムができたんだよね。
そうなのよ。その間171人の方たちが犠牲になってしまったの。
黒部にけがはないって言われていたんだよね。
工事のミスは死に直結するってことでしょう。こわいわよね。
風鬟雨鬢(ふうかんうびん)の例文
- 雨の日も風の日も風鬟雨鬢して、営業に駆けずり回りました。
- 今の平和な世の中を見ていると、風鬟雨鬢した甲斐があったというものだ。
- オリンピック開催に間に合わせるために風雨の日も休まず、風鬟雨鬢して完成させました。
- 社長の座が約束されている健太くんは、風鬟雨鬢することなんて今までなかったんだと思います。
- 風鬟雨鬢した日々があったから、今の成功があるんだと思います。