著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

不毛之地【ふもうのち】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
不毛之地

【読み方】
ふもうのち

【意味】
草木や穀物が生じないやせた土地のこと。また、新しい発見もよい結果も得られないこと。

【語源・由来】
「毛」は地上に生える草木や穀物のこと。文化や人間が育たないことのたとえとしても用いる。

【典拠・出典】
史記』「鄭世家」

【類義語】
・不食之地(ふしょくのち)

不毛之地(ふもうのち)の使い方

健太
この土地にはいい先生がいない。不毛之地だよね。
ともこ
先生のせいにしていてはどうにもできないわよ。先生に頼らず自分で勉強をすればいいのよ。
健太
それができるなら、こんなふうに悩んでいないよ。
ともこ
それもそうね。

不毛之地(ふもうのち)の例文

  1. この県は、テレビのチャンネルが少なくテレビ番組不毛之地です。
  2. 野球の人気が根強くサッカー不毛之地であるこの町に、有名なサッカー選手が普及に来ました。
  3. 不毛之地にもう一度緑を取り戻し、花を咲かせようと、木を植え続けました。
  4. 長らくうどんを食することが多くてラーメンの不毛之地だったけれども、あのラーメン屋ができてから流れが変わりました。
  5. 不毛之地と思われてきたけれども、実はたくさんの生物がここで生きているんです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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