【四字熟語】
不毛之地
【読み方】
ふもうのち
【意味】
草木や穀物が生じないやせた土地のこと。また、新しい発見もよい結果も得られないこと。
【語源・由来】
「毛」は地上に生える草木や穀物のこと。文化や人間が育たないことのたとえとしても用いる。
【典拠・出典】
『史記』「鄭世家」
【類義語】
・不食之地(ふしょくのち)
不毛之地(ふもうのち)の使い方
この土地にはいい先生がいない。不毛之地だよね。
先生のせいにしていてはどうにもできないわよ。先生に頼らず自分で勉強をすればいいのよ。
それができるなら、こんなふうに悩んでいないよ。
それもそうね。
不毛之地(ふもうのち)の例文
- この県は、テレビのチャンネルが少なくテレビ番組不毛之地です。
- 野球の人気が根強くサッカー不毛之地であるこの町に、有名なサッカー選手が普及に来ました。
- 不毛之地にもう一度緑を取り戻し、花を咲かせようと、木を植え続けました。
- 長らくうどんを食することが多くてラーメンの不毛之地だったけれども、あのラーメン屋ができてから流れが変わりました。
- 不毛之地と思われてきたけれども、実はたくさんの生物がここで生きているんです。