【四字熟語】
分崩離析
【読み方】
ぶんぽうりせき
【意味】
組織がちりぢりばらばらにくずれること。
【語源・由来】
「分崩」はばらばらにくずれること。「離析」ははなれ別れる、ばらばらになる、分裂するという意味。国が治まらず、人心が離反し、群雄が争っているさまをいうのに用いられる。
【典拠・出典】
『論語』「季氏」
【類義語】
・四分五裂(しぶんごれつ)
分崩離析(ぶんぽうりせき)の使い方
生徒会の不正が明らかになって、分崩離析の危機だよ。
そうなのよ。この危機を救うために私が立ち上がろうと思うの。
やっと生徒会長に立候補する決意が固まったんだね?
そうなの。分崩離析となったこの学校を救おうと思っているわ。
分崩離析(ぶんぽうりせき)の例文
- あのカリスマ社長がいないと、この会社は分崩離析となるでしょう。
- 監督が病気で急きょ来られなくなったそうだ、あのチームは指導者不在で分崩離析となるかもしれません。
- 君主の失言のために、国は分崩離析といった危機的状況です。
- 分崩離析なままではあの強大な与党に勝つことはできません。
- 先生がいないと、このクラスは分崩離析といった様子です。