【四字熟語】
方領矩歩
【読み方】
ほうりょうくほ
【意味】
儒者の身なりや態度のたとえ。
【語源・由来】
四角い襟の衣服と正しい歩行のこと。「方」は四角いこと。「領」はえり。「矩」はさしがね。転じて、法。また法に適うことのたとえ。
【典拠・出典】
『後漢書』「儒林伝」
【類義語】
・縫衣浅帯(ほういせんたい)
・褒衣博帯(ほういはくたい)
方領矩歩(ほうりょうくほ)の使い方
方領矩歩の服装をした人があそこにいるわね。
ああ。あれは僕の兄さんだよ。
へえ。健太くんのお兄さんは儒者なの?
そうなんだよ。大学で学んでいるりっぱな儒学者なんだよ。
方領矩歩(ほうりょうくほ)の例文
- 方領矩歩は今の道徳教育の基礎となっています。
- 方領矩歩を着た人たちの話し合いの中で、健太くんだけが浮いていましたが、なぜ彼が参加しているのでしょうか。
- いかにも賢そうな、服装が方領矩歩である人に疑問を投げかけられ、どう答えていいのか分からず慌てました。
- 方領矩歩を経営に取り入れている経営者が増えているといいます。
- 健太くんが方領矩歩を身にまとっていると、とても優秀そうに見えます。