著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

揚清激濁【ようせいげきだく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
揚清激濁

「激濁揚清」ともいう。
「濁を激して清を揚ぐ」とも読む。

【読み方】
ようせいげきだく

【意味】
清潔なもの善なるものを押し上げ、汚濁のもの悪しきものを除去するたとえ。清らかな水をあげ濁る水を砕き散らす意。

【語源・由来】
「激」は激しく当たってくだけちらすこと。

【典拠・出典】
抱朴子』「外篇・刺驕」

【類義語】
遏悪揚善(あつあくようぜん)
勧善懲悪(かんぜんちょうあく)
激濁揚清(げきだくようせい)

揚清激濁(ようせいげきだく)の使い方

ともこ
日本で犯罪が増加しているらしいわよ。
健太
揚清激濁しないといけないよね。
ともこ
どうすれば揚清激濁することができるのかしら。
健太
思いやりの心をはぐくんで、自己中心的な人を減らすことだね。徐々にでも変わっていくといいよね。

揚清激濁(ようせいげきだく)の例文

  1. 揚清激濁して不正をゼロにしましょう。
  2. 闇営業が横行している芸能界を根本から変え、揚清激濁しなくてはいけません。
  3. 揚清激濁するために、薬物使用に対する罰則を強化しました。
  4. 学校内を揚清激濁しようと、生徒会が立ち上がりました。
  5. 自分たちが生まれ育った町を揚清激濁するために、まずは落書きを消すことから始めました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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