【四字熟語】
七生報国
【読み方】
しちしょうほうこく
【意味】
幾度もこの世に生まれ変わり、国の恩に報いること。国の恩を非常に感じていることのたとえ。
【語源・由来】
「七生」は、仏教で、七たび(幾度も)生まれ変わること。「報国」は、国の恩に報いること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・蹇蹇匪躬(けんけんひきゅう)
・擲身報国(てきしんほうこく)
・一死報国(いっしほうこく)
・尽忠報国(じんちゅうほうこく)
・報国尽忠(ほうこくじんちゅう)
七生報国(しちしょうほうこく)の使い方
七生報国の精神は、戦争中に愛国心を育てるために、教え込まれていたらしいね。
今の政府は、高額納税者のことしか考えていないから、七生報国なんて今も昔もちっとも感じないわ。
ともこちゃんは、ちっとも愛国心がないってことだね。
無いわよー。海外の大学を出て、海外で就職するつもりよ。
七生報国(しちしょうほうこく)の例文
- 平和な世の中を維持し、七生報国の世界を二度と生んではいけません。
- 若い未来ある青少年たちが、七生報国の精神で、海の藻屑となりました。
- 武士の時代の七生報国は麗しいが、大東亜戦争時の七生報国は恐ろしい洗脳だ。
- 楠木正成は、七生報国と言い残して自害したという。
- 七生報国と聞いて、戦争中に小学生だった祖父は、苦虫を嚙み潰したような顔をした。