【四字熟語】
佇立低徊
「佇立低回」と書くこともあるが、本来は当て字。
【読み方】
ちょうりつていかい
【意味】
ためらいのために、長い間立ちつくしたり行きつ戻りつしたりすること。
【語源・由来】
「佇立」は、長い間立ちつくすこと。「低徊」は、頭を垂れて物思いにふけりながら、行きつ戻りつすること。「低」「徊」ともに、さまよう。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)
・首鼠両端(しゅそりょうたん)
・遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)
・躊躇逡巡(ちゅうちょしゅんじゅん)
佇立低徊(ちょりつていかい)の使い方
健太くん。佇立低徊してどうしたの?
先生のスーツに値札が付いているんだけど、言うべきか迷っているんだ。
言ってあげればいいじゃないの。
こういうのって、言った後、お互い気まずくなるよね。
佇立低徊(ちょりつていかい)の例文
- 佇立低徊している健太くんは、織の中のオラウータンのようでした。
- ともこちゃんは手紙を渡すべきかどうか悩み、佇立低徊していました。
- 迷いが生じている健太くんは、佇立低徊していて、少し怪しい人に見えました。
- 入り口で佇立低徊している健太くんは、他の人の邪魔になっているようです。
- ともこちゃんは、長い間佇立低徊した後、決意を固めました。