紆余曲折の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
紆余曲折
【読み方】
うよきょくせつ
【意味】
曲がりくねること。
事情が込み入って色々と変化のあること。
「紆余曲折」という四字熟語は、川のようにくねくねと折れ曲がっている様子から、物事がとても複雑で入り組んでいる状況を表しているんだよ。
それは「事がめっちゃくちゃ複雑で、直線的にはいかへん」ってことやな。
川の流れのようにゴチャゴチャと曲がりくねってるような、難しい事態を指してるんや。
これは、「事が複雑で直ぐには解決しない状況」を表してる言葉やで。
川の流れのようにゴチャゴチャと曲がりくねってるような、難しい事態を指してるんや。
これは、「事が複雑で直ぐには解決しない状況」を表してる言葉やで。
【語源・由来】
「紆余」うねり曲がること。「曲折」折れ曲がること。曲がりくねること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・二転三転(にてんさんてん)
・曲折浮沈(きょくせつふちん)
・槃根錯節(ばんこんさくせつ)
・複雑多岐(ふくざつたき)
【対義語】
・直往邁進(ちょくおうまいしん)
・単純明快(たんじゅんめいかい)
【英語訳】
meandering
turns and twists
complications
例文
Agreements was reached after much complications.
紆余曲折を経て、ようやくその交渉がまとまった。
Agreements was reached after much complications.
紆余曲折を経て、ようやくその交渉がまとまった。
紆余曲折(うよきょくせつ)の解説
カンタン!解説
「紆余曲折」っていうのは、ぐんぐん曲がった道や川のことを指すんだけど、そこから転じて、ものごとがとても複雑で、解決するのが難しい状況を表すようになったんだよ。
「紆余」っていうのは、道がグネグネと曲がっている様子を表す言葉で、「曲折」っていうのは、物事が思った通りに進まなくて、折れ曲がることを意味してるんだ。だから、この二つを合わせて、「紆余曲折」っていうのは、思ったよりも難しく、たくさんの困難や問題がある状況を指すようになったんだよ。
例えば、「谷から谷へ紆余曲折している道」って言うときは、道がすごく曲がっていて、進むのが大変な道のことを表してるんだ。それと同じように、「紆余曲折を経てやっと解決する」って言うときは、たくさんの問題や困難を乗り越えて、ようやく問題が解決した、という意味になるよ。
紆余曲折(うよきょくせつ)の使い方
ところで文化祭の出し物は決まったの?
一応ね。やっと決まったって感じ? そりゃあもう紆余曲折あって大変だったんだから。
あはは、疲れてるわねクラス委員さん。確かに、そっちのクラスは個性的な人が多いもんね。
個性的ねぇ、自己主張の塊だよ。皆んな言いたい放題で譲らないから、まとめるのが一苦労なんだ。
紆余曲折(うよきょくせつ)の例文
- 問題の複雑さに会議はなかなか進まず困難を極めた。紆余曲折を経て、それぞれの意見も出尽くした感が漂う中で、ひとまず結論は先延ばしにするか妥協案を取るかの採決が行われた。
- 彼はすんなりと成功を収めたわけではない。幾多の紆余曲折に出会い、その度に強い意志と努力で乗り越えて今の彼があるのだ。
- 人生は真っ直ぐな道のりではない。山があれば谷もある。紆余曲折、様々な経験をして進んで行くものだ。
- 真っ直ぐな道は歩きやすいけれど何の変化もなければ、さぞつまらないことだろう。紆余曲折あるからこそ、その度に新しい刺激を受けて色々なことを学ぶことができる。学び考え工夫して一つの局面を乗り切るごとに、人は一回り大きく成長してゆく。
紆余曲折の文学作品などの用例
- 実は其道こそ紆余曲折の千万里、行く程に行く程に近くなったり、遠くなったり、<徳富蘆花・思出の記>