円満具足の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
円満具足
【読み方】
えんまんぐそく
【意味】
なにもかもがすべて十分に備わっており、少しの不足もないこと。
それって言うてみれば、「すべてがちゃんとそろってて、何も足りへんことがない」ってことやな。
だから、落ち着いてて、穏やかな表情をして、欠点がないように見えるんや。
これは、「十分に満たされた状態の満足感」を表す言葉やな。
だから、落ち着いてて、穏やかな表情をして、欠点がないように見えるんや。
これは、「十分に満たされた状態の満足感」を表す言葉やな。
【語源・由来】
十分に満ち足りて不足のないことから。「円満」は、仏の功徳が満ち足りていること、「具足」は、物事が備わって完全なことの意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・福徳円満(ふくとくえんまん)
【対義語】
・不平不満(ふへいふまん)
・欲求不満(よっきゅうふまん)
【英語訳】
being complete、tranquil、and in harmony
英語例文
すべて欠けるところなく備わっていること。What possess it without a place to be all missing.
すべて欠けるところなく備わっていること。What possess it without a place to be all missing.
円満具足(えんまんぐそく)の解説
カンタン!解説
「円満具足」っていうのは、全てがしっかりと揃っていて、何一つ足りないものがない状態のことを表すんだよ。
「円満」という言葉は、何も欠けることがなく全てが完全な状態を指すんだ。「具足」は、必要なものがすべて備わっているという意味だよ。だから、「円満具足」とは、全てが揃っていて、少しも足りないものがないという意味になるんだ。
たとえば、「円満具足した人格」と言うと、その人の性格や特性が完全で、何も欠けることがないということを表しているんだよ。もう少し具体的に言うと、思いやりがあって、優しくて、頭が良くて、勇気があって、正直な人、など、全ての良い特性を持っている人を指すよ。
円満具足(えんまんぐそく)の使い方
昨日は、日本昔ばなしの「なまけ坊主」の読み聞かせ会に行ってきだんだ。
そう、いい話しだったの?
そうなの、なまけ坊主が姿を変えて牛になってしまって、坊さんは前非を悔い心から仏様に詫びて、仏様は亡くなった者の供養をするための塚を作り、元の人間の姿に戻すというものだった。
なまけ坊主も悔いて人間に戻れてよかった。円満具足になれたんだね。
円満具足(えんまんぐそく)の例文
- 仕事で上司とのへだたりがあり大変だったが、妻と子の円満具足の笑顔で迎えられると心機一転心持ちがかわる。
- 角がとれて人柄も穏やかで円満具足な彼女にむかえられた。
- 近年とくに俗界をわすれ、円満具足のみほとけとなった。
- 物事に心を奪われうっとりしたらしく、円満具足の顔である。
- 穏やかで円満具足の人とのお話は心があらわれるようだ。
その結果、顔つきが穏やかで、落ち着いていて、欠点がない人の様子を表現するのにも使われるんだ。