著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

王公貴人【おうこうきじん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
王公貴人

【読み方】
おうこうきじん

【意味】
王や皇帝、諸侯など、身分の非常に高い人

【語源・由来】
「王公」はもともと王・皇帝と諸侯の意味ですが、転じて、身分の非常に高い人の意味となります。
「貴」は身分や家柄などが高いことの意味で「貴人」は身分の高い人の意味です。

【典拠・出典】

【類義語】
王侯将相(おうこうしょうしょう)
月卿雲客(げっけいうんかく)
高位高官(こういこうかん)
・王公大人(おうこうたいじん)

【対義語】
・小身微禄(しょうしんびろく)

【英語訳】
aristocrat
nobleman

王公貴人(おうこうきじん)の使い方

ともこ
明日、今度の選挙で首相がこの町にくるみたいよ!
しっている?
健太
うん、聞いたよ。すごいね。こんな小さな町なのに。
当日はすごい人が集まるみたいだね。
ともこ
今までにないよね。この町にテレビに出ている、そんな偉い人が来るなんて殆どないよね!
健太
偉い人、王公貴人の演説、聞いてみたいね!見に行こうかなあ。

王公貴人(おうこうきじん)の例文

  1. 王公貴人や大金持ちを優遇した、この国の政策はいつも不公平。累進課税と逆行する税制はその最たるものではないでしょうか。
  2. 昔の中国の政府は王公貴人がすべてを支配している組織で、一般民衆が意見することは全くないと言っても過言ではなかった。
  3. 銀座にあるあの店は王公貴人しか行くことができない、会員制の超高級店だ。
  4. ゴルフはもともと王公貴人のスポーツで、一般の人がゴルフクラブを振ることは殆どなかったスポーツだと言われています。

まとめ

王公貴人(おうこうきじん)の意味は「王や皇帝、諸侯など、身分の非常に高い人」です。
「王公」はもともと王・皇帝と諸侯の意味ですが、転じて、身分の非常に高い人の意味で、「貴」は身分や家柄などが高いことの意味で「貴人」は身分の高い人の意味となります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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