【四字熟語】
温厚質実
【読み方】
おんこうしつじつ
【意味】
穏やかで優しく、飾り気がなくて誠実なこと。
心が温かく穏やかで情が厚く、誠実な性格のこと。
【語源・由来】
「温厚」は穏やかで優しく、情に厚いことの意味で、「質実」は、飾り気がなくてまじめで誠実なことの意味です。
【典拠・出典】
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【類義語】
・温柔敦厚(おんじゅうとんこう)
・温厚篤実(おんこうとくじつ)
・温良恭倹(おんりょうきょうけん)
・温和篤厚(おんわとっこう)
・温良篤厚(おんりょうとっこう)
・温順篤実(おんじゅんとくじつ)
・篤実温厚(とくじつおんこう)
・眉目温厚(びもくおんこう)
【英語訳】
mild and simple
having a gentle and sincere personality
温厚質実(おんこうしつじつ)の使い方
同じクラスの田中君、昨日珍しく怒っていたよね。びっくりした。
うん、いつも温厚質実な人柄なのに驚いたよ。今まで見たことないね。
確かにあのいたずらは誰でも怒るよね。ひどいよ。
今度そんなことがあったら、すぐに先生に言おうよ。やはりいけないことはしちゃいけないね!僕もきをつけなくちゃ。
温厚質実(おんこうしつじつ)の例文
- もともと温厚質実な人柄の彼も、今回の件は感情を表に出していたことが特に印象的でした。
- 日本人は大震災の時でもパニックにはなりにくいと言われ、一般的に他の国の人と比べても温厚質実であると言われています。
- 温厚質実な県民性がまさに彼の長所であり、その人柄を表しています。
- 温厚質実な人柄に感銘した。
- あの人はいつも怒ることはない、温厚質実な人物だ。
まとめ
温厚質実(おんこうしつじつ)の意味は「穏やかで優しく心が温かく穏やかで情が厚く、誠実な性格のこと飾り気がなくて誠実なこと」です。
「温厚」は穏やかで優しく、情に厚いことの意味で、「質実」は、飾り気がなくてまじめで誠実なことの意味です。