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温良恭倹【おんりょうきょうけん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
温良恭倹

【読み方】
おんりょうきょうけん

【意味】
性質がおだやかで素直で、人にうやうやしく自分は謙虚なさま。

【語源・由来】
「温」はおだやかなさま。「良」は素直なさま。「恭」はかしこまって、うやうやしいさま。「倹」は大げさにせず、つつましいさまから。

【典拠・出典】
論語』「学而」

【類義語】
温厚篤実(おんこうとくじつ)
温厚質実(おんこうしつじつ)
温順篤実(おんじゅんとくじつ)
温柔敦厚(おんじゅうとんこう)

【英語訳】
mild and modest

mildは「素直な」という意味の形容詞。modestは「謙虚な」という意味の形容詞。
英文例
彼はとても温良恭倹な人だ。He is very mild and modest.

温良恭倹(おんりょうきょうけん)の使い方

ともこ
今度の担任の先生、すごくいい感じよね
健太
うんうん、いつもニコニコしていて優しそうだし、質問してもとても丁寧に答えてくれるし
ともこ
あんなに温良恭倹な人、初めて見たわ
健太
これから一年間、楽しく過ごせそうだね

温良恭倹(おんりょうきょうけん)の例文

  1. 今度来た転校生はとても品がよく、素直で腰が低い人だ。今まで見た誰よりも温良恭倹な感じで、早く友達になりたいと思った。
  2. 私の母は周囲から温良恭倹と褒めそやされている。実際、家族に対しても強情なところもなく素直で、とても腰が低く、自慢の母だ。
  3. 私がつきあっている彼は、非常に素直で、誰に対しても謙虚で少しも傲慢なところがなくてまさに温良恭倹な人だ。
  4. その政治家は有名大学を卒業していて、いわゆるエリートなのだがまったく偉ぶるところもなく、素直に人の意見を聞いてくれる温良恭倹な人で、とても信頼できる。
  5. 学内でも温良恭倹で名高いその先生は、実際に会って話してみると、とてもよい人柄で、すぐに好きになった。

まとめ

「温」はおだやかなさま、「良」は素直なさま、「恭」はかしこまってうやうやしいさま、「倹」はつましいさまから、温良恭倹(おんりょうきょうけん)は、性質がおだやかで素直で、人にうやうやしく自分は謙虚なさまを表す言葉となりました。傲慢な人は、やはり周囲からうとまれますので、温良恭倹(おんりょうきょうけん)の態度でいる方が、人からは好かれます。普段から、温良恭倹(おんりょうきょうけん)となるよう気を配っておきましょう。


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