気炎万丈の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
気炎万丈
「気焔万丈」とも書く。
【読み方】
きえんばんじょう
「万丈」を「まんじょう」と読み誤らない。
【意味】
意気込みが他を圧倒するほど盛んであること。盛んな意気を示し、威勢のよい言葉を吐くこと。
ほんまやな。それはつまり、「エネルギーに満ち溢れて、意気揚々とする」ってことやろ。
自分の意志をしっかり持ち、ノリノリで物事に取り組むんやな。
これは、「元気一杯、意気揚々と行動する人」を示す言葉やな。
自分の意志をしっかり持ち、ノリノリで物事に取り組むんやな。
これは、「元気一杯、意気揚々と行動する人」を示す言葉やな。
【語源由来】
「気炎」は燃え上がる炎のように盛んな意気込みで、気勢を上げるのを高く燃えあがる炎にたとえたものです。「丈」は長さの単位のことで、「万丈」は非常に高いことの意味です。主に意気盛んな談論について使われることが多くあります。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・意気軒昂(いきけんこう)
・意気昂然(いきこうぜん)
・意気衝天(いきしょうてん)
【英語訳】
in high spirits
talking big
例文 昨晩、彼女は気炎万丈であった。
She was in all his glory last evening.
She was in all his glory last evening.
気炎万丈(きえんばんじょう)の解説
カンタン!解説
「気炎万丈」っていうのは、超元気でパワフルな状態のことを表すんだよ。つまり、自分のやる気や元気がすごく強くて、まるで火のように高く燃え上がっているような感じだよ。「気炎」っていうのは、その元気ややる気を高く燃え上がる火にたとえた言葉だよ。
「万丈」っていうのは、「非常に高い」っていう意味で、そこから「やる気が天まで届くほどに高い」っていう意味になるんだ。「丈」っていうのは、長さをはかる単位だよ。
だから、「気炎万丈」っていうのは、自分のやる気や元気が他の人を圧倒するほどに強く、まるで火が高く燃え上がるような感じを表しているんだよ。
例えば、「その時は大得意で気炎万丈だった」っていうときは、その人がその時にとてもうれしくて、元気がみなぎっていたという意味になるんだよ。
気炎万丈(きえんばんじょう)の使い方
昨日のディスカッションはものすごく白熱したね。
うん、皆があまりにも議論が熱くなったから、僕もものすごく多く発言したよ。
そうね、まさに気炎万丈なディスカッションだったね。
結局、時間オーバーになっても皆話し合っていたもんね。
気炎万丈(きえんばんじょう)の例文
- 新聞記者になりたての彼は、政界の悪を駆逐すると気炎万丈だった。
- 気炎万丈な議論が続き、ついには日を跨ぐほどだった。
- 会社の未来を語り、気炎万丈な議論が飛び交った。
- 気炎万丈な人物であることは一目でわかった。
- そのアナウンサーは気炎万丈なゲストに四苦八苦だ。
気炎万丈の文学作品などの用例
- 左様サ、我輩は両三日前に会ったがその時は大得意で気炎万丈だッたが、馬鹿な奴サ、家賃も滞ってるくせに新らしい洋服を算段して綱曳で奔走してやがる。<内田魯庵・社会百面相>
大きく気持ちを高める、という意味も含まれているんだ。