春風駘蕩の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
春風駘蕩
【読み方】
しゅんぷうたいとう
【意味】
春の景色ののどかな様子のこと。春の風がそよそよと気持ちよく吹く様子のこと。
また、温和でのんびりとした人柄のこと。
あぁ、それって、「春の優しい風が気持ちよく吹いていて、のんびりと穏やかな状態」ってことやな。
それと同じように、「人がやさしくて、のんびりとした態度を持ってる」ってときにも使えるんやな。
なんとなく、心が安らぐ感じの言葉やね。
それと同じように、「人がやさしくて、のんびりとした態度を持ってる」ってときにも使えるんやな。
なんとなく、心が安らぐ感じの言葉やね。
【語源・由来】
「駘蕩(たいとう)」とは、のどかで、のびのびしているということ。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・春日遅遅(しゅんじつちち)
【対義語】
・秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)
【英語訳】
warm and genial spring weather/genial and balmy.
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)の解説
カンタン!解説
「春風駘蕩」っていうのは、春の風が優しく吹き抜けて、何となく心地よい、そんな雰囲気を表す言葉なんだよ。ちょうど、春の日差しが柔らかくて、風が気持ちいいような、そんな感じを想像してみてね。
「駘蕩」っていうのは、のんびりとした、落ち着いた様子を言うんだ。「春風駘蕩」は、その春の風がそよそよと吹くさまを、優しくのんびりとした感じで描写しているんだ。
それに、「春風駘蕩たる大人」とかって言うときは、その人がとっても優しくて、穏やかで、のんびりとした人柄を表しているんだよ。例えば、「春風駘蕩たる穏やかな日和」っていう時は、春の日差しが優しく、風がそよそよと吹いて、とっても気持ちのいい一日を表しているんだよ。
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)の使い方
あら、健太くん。これから一緒にお茶でもしないかしら。
ともこちゃんは、いつもにこにこしていて、とても穏やかだよね。
ゆったり過ごすのが好きだわ。
春風駘蕩な人だから、一緒にいると心が落ち着くよ。
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)の例文
- お弁当を持って公園へ遊びに来てよかったね。春風駘蕩な風景を見ていると、日頃の疲れが消えていくようだよ。
- 君の奥さんは、春風駘蕩な人柄だとみんなが話していたよ。きっとケンカなんてすることは滅多にないのだろうね。
- 彼の良い所は、春風駘蕩という人柄だと思います。彼と話していると、とても安心できるのでこれからも一緒にいたいと思っています。
- 花畑の中で、春風駘蕩に吹かれて、穏やかに流れる時間を過ごすことができて、幸せなひとときだった。
- 結婚相手を選ぶならば、容姿よりもまずは人柄が重要だ。春風駘蕩な人もいいじゃないか。
春風駘蕩の文学作品などの用例
- 酒を愛し、郷人を愛し、いつも春風駘蕩といったような大人風な好々爺であったらしい。<吉川英治・忘れ残りの記>
- 僕は婦人に対してだけは、むかしから春風駘蕩派だからな。何をしたか君なんか知るものか。〈横光利一・旅愁〉
その美しい風景から、何も問題がなく穏やかな状況、または、人の優しい性格や落ち着いた態度を示すときにも使われるんだ。