千態万状の意味(出典・類義語)
【四字熟語】
千態万状
【読み方】
せんたいばんじょう
【意味】
種々さまざまの状態。千状万態。
そやな、それは「色んな形、いろんな様子」ってことやろな。
例えば、人の気持ちもさまざまで、楽しいとき、悲しいとき、怒ってるとき、みんな違う顔を見せるわけやな。
それがまさに「千態万状」やな。
例えば、人の気持ちもさまざまで、楽しいとき、悲しいとき、怒ってるとき、みんな違う顔を見せるわけやな。
それがまさに「千態万状」やな。
【典拠・出典】
梁武帝「竜教寺碑」
【類義語】
・千姿万態(せんしばんたい)
・千態万様(せんたいばんよう)
・千状万態(せんじょうばんたい)
千態万状(せんたいばんじょう)の解説
カンタン!解説
「千態万状」っていうのは、いろんなことがいっぱいある状態を指すんだよ。つまり、とってもたくさんのさまざまなことが起こっているような状況を指すんだ。
これを例えば、「自然の景色は千態万状」って言ったら、自然の景色がとても多様で、山もあれば海もあって、花もあって動物もいる、そんな風に色々な姿があるってことを表してるんだよ。
「千」と「万」はそれぞれ「たくさん」を意味する言葉で、「態」は「様子」を、「状」は「状態」を意味しているから、合わせて「たくさんの様子や状態」という意味になるんだよ。それだけいろんなことがあるってことさ。
千態万状(せんたいばんじょう)の使い方
なにかいい方法がないかなぁ。
健太くん、むずかしい顔をしてなにを考えているの?
お母さんからお小遣いをもらいたいのだけれど、いろいろな方法を試してしまったから、なにか手はないか考えているんだ。
千態万状を尽くしてしまったのね。
千態万状(せんたいばんじょう)の例文
- 詐欺といっても、今は千態万状だから気をつけたくてもむずかしいこともあるだろう。
- 自然の景色は千態万状で、二度と同じ風景は見られない。だからこそ、一瞬を大切にしたいと思う。
- この生物はとても珍しい特徴があって、千態万状に形を変えてしまう。
- 雲は千態万状なので、ずっと眺めていても飽きることがない。写真に収めているけれど、膨大な量になってしまった。
- この演劇の見どころは、千態万状なところだろう。役者の演技はもちろんだが、舞台の背景や照明などの変わりようも見ごたえがある。
あらゆる種類の様々な状態、それが「千態万状」の意味なんだ。