粗衣粗食の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
粗衣粗食
【読み方】
そいそしょく
【意味】
簡素な暮らし。貧しい暮らし。
そっかそっか。それは、要するに、「シンプルで質素な生活をする」ってことやな。
派手な服を着ず、豪華なごはんも食べず、必要なものだけで生活するんやな。
これは、「生活はシンプルが一番」って教えてくれる言葉やで。
派手な服を着ず、豪華なごはんも食べず、必要なものだけで生活するんやな。
これは、「生活はシンプルが一番」って教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「粗」とは、粗末で質が良くないこと。
「衣」「食」とは、生活の基本のこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・悪意悪食(あくいあくしょく)
・一汁一菜(いちじゅういっさい)
・節衣縮食(せついしゅくしょく)
・草衣木衣(そういもくしょく)
・蔟酒斂衣(そうしゅれんい)
・冬月赤足(とうげつせきそく)
【対義語】
・暖衣飽食(だんいほうしょく)
・錦衣玉食(きんいぎょくしょく)
・侈衣美食(しいびしょく)
【英語訳】
shabby clothes and humble meals; frugal [simple] life.
be content with living.
粗衣粗食(そいそしょく)の解説
カンタン!解説
「粗衣粗食」というのは、物事をすごくシンプルにして、地味な生活を送ることを言うんだよ。「粗」っていうのは、質があまりよくないって意味。「衣」「食」っていうのは、生活を送るために最も基本的なもの、つまり、服を着ることと食事をすることを指しているんだ。
だから、「粗衣粗食」は、服もごはんもシンプルで質素なもので満足して、それ以上の豪華なものを求めないっていう生活スタイルを表すんだよ。「粗」は漢字で「麁」とも書くことがあるよ。
「粗衣粗食に甘んじる」というフレーズを使うときは、自分がシンプルで質素な生活を送ることに満足している、という意味になるんだ。つまり、地味な生活でも何も文句を言わない、という感じさ。
粗衣粗食(そいそしょく)の使い方
おばあちゃんの家に遊びに行った時に、いろいろな話を聞いたんだ。
どんな話をしてもらったの?
いつも戦争中の話が多いけれど、その当時は粗衣粗食は当たり前だったと話していたよ。
きっととても大変な時代だったのよね。今度私も一緒に遊びに行って、お話を聞かせて欲しいわ。
粗衣粗食(そいそしょく)の例文
- あの時代には、粗衣粗食が当たり前で贅沢なんてことはしてはいけないと思っていた。
- 粗衣粗食は悪いことばかりではないよ。必要以上の栄養を摂りすぎないから健康にも良くて、必要なものだけ買うから金銭的にもゆとりが生まれるよ。
- 僕はこんな粗衣粗食の生活から抜け出したくて、社長になったんだ。毎日もっと贅沢がしたい。
- 粗衣粗食を心がけることで、創作活動に集中できるようになった。
粗衣粗食の文学作品などの用例
- 金銭に淡く、粗衣粗食を恥じないのを反っててらっているのだときめていた。<武者小路実篤・幸福者>
それは、服装も食事も質素で、必要最低限のものだけで生活する、という意味だ。