喜色満面の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
喜色満面
「喜色面に満つ」と訓読する。
「喜色」を「気色」と書き誤らない。
【読み方】
きしょくまんめん
【意味】
喜びが顔いっぱい表れていること。喜びを隠しきれず、うれしそうな表情のようす。顔中に喜びや嬉しい気持ちが満ちあふれているさま。
「喜色満面にあふれる」などと使われる。
それはつまり、「めっちゃ嬉しそうな顔をしてる」ってことやな。
何かいいことがあったときに、顔いっぱいに喜びがあふれてるんやな。
これは、「大喜びしている様子」を表す四字熟語やな。
何かいいことがあったときに、顔いっぱいに喜びがあふれてるんやな。
これは、「大喜びしている様子」を表す四字熟語やな。
【語源・由来】
「色」は物の色ではなく顔色の意味で、表情やようすをあらわす。ゆえに、「喜色」とは喜びにみちたうれしそうな顔つきのことをしめす。「満面」は顔全体のことをいう。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・喜笑顔開(きしょうがんかい)
・春風満面(しゅんぷうまんめん)
・得意満面(とくいまんめん)
・有頂天外(うちょうてんがい)
・歓天喜地(かんてんきち)
・欣喜雀躍(きんきじゃくやく)
【英語訳】
being all smiles with joy
喜色満面(きしょくまんめん)の解説
カンタン!解説
「喜色満面」っていうのは、すごく嬉しくて、それが顔全体に表れている状態を表す言葉なんだよ。
「色」っていうのは、ここでは顔の表情や感情の様子を指していて、「満面」っていうのは顔全体って意味だからね。
例えば、「喜色満面にあふれる」と言ったら、その人がすごく嬉しくて、それが顔全体から溢れ出ている様子を表してるんだ。なんていうか、クリスマスの朝にプレゼントを見つけたときの、子供の顔を想像してみて。その子供が嬉しくて、その喜びが顔じゅうに広がっているでしょ?それが「喜色満面」なんだよ。
喜色満面(きしょくまんめん)の使い方
では、お先に失礼しま~す! お疲れ様でした!
ともこくん、さては~デートだね? 例の彼とうまくいったのかい?
えっ? いやだ! 何で分かっちゃったんだろ~?
そんな喜色満面で真っ赤な顔してたら、誰だって分かると思うよ?
喜色満面(きしょくまんめん)の例文
- 見事な化粧まわしに鏡割り、来賓客の顔ぶれも豪華という、素晴らしい横綱(よこづな)昇進披露宴だった。印象的だったのは、横綱本人よりも親方の方が喜色満面にあふれんばかりで、微笑ましかったな。
- 実家に帰ると、喜色満面の母が家庭料理をたくさん振舞ってくれる。
- 俺のポンコツ車を廃車処分しようと思ったら、買うという人があらわれて喜色満面で持って帰ったよ。不思議なこともあるもんだ。
- テニスの大会で初優勝した彼は終始、喜色満面だった。
- 旦那さんは男の子が欲しい。奥さんは女の子が欲しい。いつもそう言い合っていたご夫婦に待望の赤ちゃんができた。男の子か女の子か気になるところだが、夫婦共に喜色満面なのだ。何と、生まれてくる赤ちゃんは男の子と女の子の双子だそうだ。
- 喜色満面の人を見ていると、こちらまで嬉しくなる。きっと、幸せがあふれてくるからだろうな。
喜色満面の文学作品などの用例
- 母上のおとなわれた声を耳にして玄関に現われた伊矢太は喜色満面の体であった。<野呂邦暢・諫早菖蒲日記>
つまり、人が本当に嬉しいときに見せる笑顔のことを言うんだ。